マンション管理士は、マンション管理の諸問題に対して管理組合の立場に立って、解決を支援する専門家です!業務地域◇阪神地区:西宮市,宝塚市,芦屋市,神戸市,伊丹市,尼崎市,三田市,川西市ほか隣接地域

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ブログ - マンション管理とは無縁な現役世代?

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マンション管理とは無縁な現役世代?08-09-18

8月の週末に、ほぼ同年代の集まりでこぢんまりとした大学同窓会が宝塚ホテル屋上のビアガーデンで開かれました。眺めは、花火大会には格好の場所ですが、武庫川沿いの両岸にはびっしりとマンションが上流(写真右手)にも、下流にも並びます。高層マンションも2棟目が建設中です。
Takarazuka-View

集まった同窓達は現役真っ直中で、大学教授、流通やメーカーの要職、執行役員、行政要職と私を除いて錚々たる顔ぶれです。宝塚市の統計資料に依りますと、4人に1人の割合(25%)がマンション住まいとなっていますが、9名中5名がマンションに住んでいるということで、同窓達のマンション居住割合はかなりの高率となっています。

それでは、彼らがマンション管理に関心があるかというと、これもかなりの高率で無関心と言わざるを得ません。無関心というより関わる時間がとれ無い”無時間”というのが当を得ているかもしれません。輪番制で管理組合の理事となっても休日が変則的ないし休日出勤があるとかで、理事会へはほとんど配偶者が代理出席して何とか1年続けるのが精一杯のようです。

『マンションの管理の適正化指針』では、区分所有者の努力義務として「管理組合の一員としての役割を十分認識して、管理組合の運営に関心を持ち、積極的に参加する等、その役割を適切に果たすよう努める必要がある。」「管理組合の一員として、進んで、集会その他の管理組合の管理運営に参加するとともに、定められた管理規約、集会の決議等を遵守する必要がある。そのためにも、マンションの区分所有者等は、マンションの管理に関する法律等に関する理解を深める必要がある。」と謳っています。彼らを見ていると管理組合への積極的な関わりは現時点では難しいように映ります。

また、「管理組合は、マンションの管理の主体は管理組合自身であることを認識したうえで、管理事務の全部又は一部を第三者に委託しようとする場合は、その委託内容を十分に検討し、書面をもって管理委託契約を締結することが重要である。」と『適正化指針』で謳われていますが、”重要”の意味が十分述べられていません。

マンションの管理は、全部委託して管理会社がやってくれれば結構だと思っていると、管理組合主体ではなく管理会社主体のマンション管理となるため、高コストとなっても甘んじなければなりません。しかし、2回目や3回目の大規模修繕を行う際に初めて修繕積立金の不足が顕在化するまで、管理組合でコストを問題視する声はなかなか高まらないかもしれません。

たとえ全部委託したとして管理会社に委託しても解決できない問題もあり、必要十分にして適正なマンション管理は管理会社への委託履行だけでは実現は難しいのです。

国交省は、2008年4月10日、「マンション管理の新たな枠組みづくりに関する調査検討報告書」を公表し、マンション管理のあり方について検討を進めていくとしています。適切なマンション管理を遂行するための選択肢の一つとして、第三者である専門家や管理会社がマンション管理の管理者に就任する、いわゆる『新管理者管理方式』についての検討です。管理者就任は現行法でも可能ですがクリアしなければならないハードルがいくつかあります。

無関心層や高齢者層が多い状態で管理組合が次第に機能しなくなってきている、しかし財政的にまだ健全であるようなマンション(おそらく同窓達のマンションがまだそうであろうと思いたいですが)にとっては救世主となるかもしれません。適切妥当なマンション管理が期待されます。

[参考] 200年住宅ビジョン

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